Sassoon Salonship

1. スクールシップとサロンシップとは何か

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サスーンのスクールシップのアイデアは、サスーンの特性である継続教育の中心に位置するものです。これを完全なシステムとして形付け、若い学生さんや教員の方々が、サスーン クリエイティブ チームの直接的なサポートから恩恵を受けられるようにするのが、原則として、このアイデアの背後にある考え方です。サスーンでは、継続教育は成功への門口であり、いかなる熟練技能も忍耐強い練習によってのみ達成できると信じています。

サロンシップ プログラムは比較的新しいコンセプトで、スクールシップの学生さんたちが資格を得た後も、関係を続けていけるよう設計されています。ヴィダル自身、日本と日本の美容界にたいへんな好意を寄せていましたから、その自然な関係を、そのまま延長するものです。

これら２つのプログラムは、同時に進行していくように意図されていますから、日本の美容学校とサロンとの間に、自然なつながりができるでしょう。本質的にいって、これは支援、手引き、チームワークという、常にサスーン哲学の中心となってきた単純な理念から成っています。

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2. 現代への遺産

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サスーンが草分けとなった髪の扱い方は、世界中の文字どおり何千何万という美容師さんに採用されてきました。実際、今日世界のどんな主要都市のどんな通りを歩いても、ウォッシュ アンド ウェアというサスーンのオリジナル哲学に直接さかのぼることのできる髪型をしている女性や男性に出会うでしょう。

サスーンの組織は、1954年にロンドンで創立され、たちまちのうちにスウィンギング60sの波に乗って、アメリカとドイツにもサロンができ、今では世界の主要都市に23のサロンをもつ大企業に発展しました。

アカデミーが開発されたのは、ユニークなサスーンの技術を、この新しい方法を学ぶのに躍起となっている学生さんたちに教えるためでした。現在は、ロンドン、ロサンジェルス、シカゴ、トロント、サンフランシスコ、にアカデミーがあり、それよりも小さい教育センターは、その他数多くの国際的な拠点にあります。

今日、サロンやアカデミーの国際的なネットワークの中で仕事をするサスーンのチームは、本来のアイデアの上に立って、まったく現代的で、今の世界に密着していながら、サスーンの根本理念に元をたどれるような、維持しやすい、1人1人に合う髪型を創り出し、教えています。